2008.07.14 (Mon)
油の話
油と一言で言っても、食用だけではありません。
これ全て建築用の油です。
「自然素材」にこだわったお仕事をさせて頂いた時に使用したものです。
最近では、外部は塗装(ペンキのような物)、中のフローリングはワックスが主流です。
しかし昔にそんな物はあるはずも無く。。。
そこで、昔の知恵を現代に呼び戻すのにたどり着いたところが、
京都にある油一筋200年近くになる“山中油店”さんです。
建築・工芸にも使われる油は、桐油、椿油、亜麻仁油、荏油、菜種油の5種類あるらしく、
その中でも今回は、桐油、亜麻仁油、荏油を使用。
外部杉板の撥水に桐油(雨傘、雨合羽、ちょうちんなどにも使われた)と、
亜麻仁油(時間がたつと、水、油、溶剤にも不溶な強靭な膜を形成する)を混ぜた物を塗装。
内部床板、柱などは荏油(サラサラと浸透するような感じの乾性油)で仕上げました。
シックハウス等でお困りの方。
こういった自然素材もありますよっ^^という建設会社からの油のお話でした。
ちなみに、“山中油店”さんは食用油も取り扱っておられます。
ギフトなどにも喜ばれると思いますよ。
弊社ホームページにリンクさせて頂いてます。
どうぞご覧下さいませ。
あなたの一押しで、自然素材がもっと広まる!
よろしくお願いします。
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